時系列予測コンペ
時系列予測のコンペは、金融や需要予測などを題材にします。
未来情報のリークを防ぐバリデーション設計の出来が、スコアの信頼性を左右します。
時期(era)によるレジーム変化への頑健性や、評価指標に合わせた損失関数の設計も特有の論点です。
押さえどころ
- 学習と検証の分割は必ず時間で切る。未来の情報が特徴量に混入する形のリークが最頻出の失敗(性能評価と検証も参照)
- 交差検証の設計に唯一解はなく、Combinatorial Purged Cross-Validation など複数の手法が今も Kaggler の間で議論され続けている(時系列データの検証用データセット構築方法を議論する記事)
- 評価指標(順位相関など)と損失関数のズレは、torchsort などの微分可能なソートを使ってカスタム損失で直接最適化できる(金融時系列予測における評価指標に応じた損失関数のデザイン)
- 時期によって特徴量と目的変数の関係が変わる問題には、分割の「方向の一貫性」を最大化する WarpGBM / Directional Era-Splitting のようなアプローチがある
- 2020〜21 年頃は Darts・PyTorch Forecasting・Prophet などライブラリの使い方紹介が中心だったが、2024〜25 年にはゼロショットで使える時系列基盤モデル(Chronos-Bolt、TimesFM など)が主要な話題になっている。少パラメータのモデルが大規模基盤モデルの性能を上回る報告もあり、基盤モデルへの過信には注意が必要(パラメータ4個で710M超えのFoundation Modelに勝った時系列予測手法FLAIRの全貌)
- Transformer の時系列予測への有効性は、賛否両論の論文が繰り返し引用される決着していない論点
資料
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関連概念