表データコンペ
表(テーブル)データのコンペは、GBDT を軸に特徴量エンジニアリングとバリデーション設計で競う、Kaggle で最も歴史のある形式です。
近年はニューラルネットワーク(TabM など)の併用や、Polars による高速なデータ処理も定着しつつあります。
押さえどころ
- 定跡は、分布シフトを意識した EDA、多様なベースラインの迅速な構築、大量の特徴量生成、ヒルクライミングによるアンサンブルとスタッキング、疑似ラベルとシード平均、という流れで進む。「高速な実験」と「慎重な検証」の両輪が原則(The Kaggle Grandmasters Playbook)
- GBDT の学習・推論・特徴量処理を GPU で高速化する話題(cuML でのスタッキング、RAPIDS FIL による推論高速化、GPUTreeSHAP、cuDF、XGBoost 3.0 の大規模データ対応など)は年を通じて繰り返し取り上げられ、実務での定番手段として定着してきた
- データ処理基盤は pandas から Polars への移行が進んでいる。特徴量の変換処理を
pl.Expr で宣言的に定義し計算と切り離して管理する設計や、cuDF・Polars on GPU による高速化も選択肢に加わっている
- 特徴量エンジニアリングの中核技法である Target Encoding は、スムージングや p 値ベースの改良、GPU(cuML)実装など継続的に磨き込まれてきた定番技法
- 「深層学習 vs 決定木」は長年の論争テーマで、中規模の実データでは決定木系が依然優位という報告が多い(深層学習VS決定木:テーブルデータ分析の未来)。近年は対立構図ではなく、GBDT 的なアンサンブルを NN で再現する TabM や、特徴量設計・チューニング不要のゼロショット基盤モデル TabPFN/TabFM が新しい選択肢として登場している
- バリデーション設計とリーク防止は性能評価と検証を参照
資料
GBDT・決定木のテクニック
特徴量エンジニアリング・前処理
Polars・pandas・データ処理基盤
表データ向けNN・基盤モデル・AutoML
検証・評価・可視化
書籍
その他
関連概念